クレベル（左）、アーチュレッタが共にジャストで計慮パス

　6月9日（日）東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催される格闘技イベント『RIZIN.47』の前日計量が8日行われ、セミの［RIZIN MMAルール 66.0kg］で対決する元ベラトールバンタム級王者のフアン・アーチュレッタ（36=アメリカ）、元RIZINフェザー級王者クレベル・コイケ（34=ボンサイ柔術）は共に66.0kgジャストでパスした。 　アーチュレッタは約5年ぶりのフェザー級戦だが、その肉体を見せることなく公開計量は終了した。 【フォト】クレベルが引き締まった肉体でパス！公開計量の様子 　アーチュレッタはフードつきのコートで登場し、そのまま計量台へ。パスするとガッツポーズし、計量終了までコートを脱ぐことはなく、フェザー級仕様の肉体は明日までお預けとなった。 　一方のクレベルはTシャツを脱ぐと、引き締まった肉体を見せる。落ち着いた表情で人差し指にキスをし天を仰いだ。 　アーチュレッタはマイクで「チャンピオン対チャンピオン、この試合が明日行われる。自分は階級を上げてもチャンピオンになれることを明日、証明する」と勝利宣言。 　アーチュレッタは前戦の昨年大晦日、朝倉海戦で大幅計量オーバー。今回は19年9月以来、約5年ぶりのフェザー級戦となる。 　対するクレベルは「彼はすごく強い人、でも私絶対勝ちます」とこちらも勝利を誓った。 　前日インタビューで、“柔術鬼神”クレベルは「彼が間違えたら三角（絞め）極まるよ。間違いないです」と自信満々。 　対するアーチュレッタは「私が彼のテイクダウンを全て防御して、柔術の戦略も全部わかっている。自分の拳が当たるべき場所に当たって、この試合が終わると思います」と、クレベルの寝技を封じた上でのKO勝利宣言している。