《独占インタビュー》パリ五輪やり投げ金メダリスト・北口榛花選手「いつも笑顔で」は母からの教え、大好物のカステラには「ゲン担ぎの意味も」
投げる楽しさをもっともっとたくさんの人に知ってほしい
パリ五輪後は、拠点を置くチェコにいったん戻り、9月16日に日本に帰国。束の間のオフを楽しみ、10月には故郷である北海道・旭川で凱旋パレードを行った。 「オリンピックから結構日数が経っていたのに、すごくたくさんの人が集まってくれて、うちわやカードを作ってくれる人もいてうれしかったです。地元の友人にも会えて、競技以外の“いましかできないこと”を堪能しました」 旭川では、小中学生を対象とした陸上教室にも参加。小学生向けの「ジャベリックボール」という競技を楽しみ、投てきのお手本を見せると子供たちからは大きな歓声が。 「やり投げの魅力を子供たちに伝えることができて大きな意義がありました。投げる楽しさをもっともっとたくさんの人に知ってほしいですね」 母校・旭川東高校も訪れ、後輩たちからは「結婚願望」についての質問もあがった。 「もちろん願望はあります。でも、シーズン中はトレーニングのコーチやスタッフを含め同じ人と毎日会っているので出会いがなくて(笑い)」
高いところより下に潜っていく方が好き
それでもオフの間には、“新たな目標”も。 「家族と宮古島に行ってシュノーケリングをしたんです。それがもうすっごく楽しくて、美しくて。そんなひまはないっていうのは重々わかっているんですが、できれば(スキューバダイビングの)免許を取りたいなって(笑い)。私、高いところより下に潜っていく方が好きなので、ダイビングはまた絶対にやりたいです」 11月からは新シーズンに向けて、練習が始まった。11月14日には公開練習も行われ、ストレッチやランニングを披露。 「“金メダリスト”という意識はあまりなく、“記録を伸ばしたい”という気持ちでシーズンインしました。春までは体操や水泳を取り入れながら体作りをしていき、やり投げは2月以降かな。2025年は9月に国立競技場で世界選手権が開かれます。日本のみなさんに見てもらえるというのは大きな喜びであり、励みです。満員の国立競技場で日の丸を掲げられるよう、頑張ります!」
【関連記事】
- 《黒柳徹子は“慎ましやか”と礼賛したが…》大谷翔平の妻・真美子さんを悩ませる“理想の妻”幻想 日米で異なる「選手の妻の役割」で板挟みになる懸念
- 《義母とハイタッチ》大谷翔平のMVP支えた「嫁と姑」の適度にもほどがある距離感 母・加代子さんも「結婚後に転居で苦労」の過去
- 《残念なニュースでつらい》大谷翔平「早すぎる世界一」第6戦&7戦チケット保持の元芸能記者が「払い戻し作業」で複雑な心境
- 人気男性棋士4人にインタビュー 夏に挑戦したいことは?に「ラフティング」「毎日走る」「マリンスポーツ」「2才の娘とプール」
- 《成瀬シリーズで本屋大賞》作家・宮島未奈さんインタビュー「新作は“婚活・サイゼ(笑い)”への無意識なカウンターカルチャーかも」