ユーモアあふれるキャッチコピーが書かれた豊浦町の「海産総選挙」ポスター

　【豊浦】15日公示された衆院選に合わせ、町内産の魚介類を候補に見立てて投票し人気1位を決める「海産（かいさん）総選挙」が同日、胆振管内豊浦町で始まった。同町内ではホタテやサケ、タコなど8候補のポスターが張り出され、衆院選に負けじと選挙戦が熱を帯びている。 　町内産の魚介類をPRしようと、噴火湾とようら観光協会が企画。2017、21年の衆院選に続き3回目で、前回は国内外から2万5千票の投票があった。 　過去2回とも1位となったホタテのポスターは、「V2の資質と実績」と「貝」の字が入ったフレーズでアピール。新顔の4候補のうち海藻類は「地豊藻生（ちほうそうせい）は海中から」と、実際の衆院選を思わせるユニークな文句も並ぶ。ポスターは同観光協会の公式サイトでも公開している。