【RISE】花岡竜が長谷川海翔に接戦勝利、王座挑戦をアピール!
RISEクリエーション株式会社 格闘技イベント『RISE 179』 2024年6月30日(日)東京・後楽園ホール ▼セミファイナル(第10試合)スーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1R ●長谷川海翔(誠剛館/同級3位、第4代DEEP☆KICK-53kg王者) 判定0-3 ※28-30、28-29×2 〇花岡竜(橋本道場/同級5位、NO KICK NO LIFEバンタム級賞金トーナメント優勝) 【フォト】互いのパンチが交錯するスリリングな展開に! 長谷川は21年のプロデビュー以降、破竹の勢いでKO勝利を連発し22年よりRISEに参戦。昨年11月のRISE NEW WARRIORSスーパーフライ級トーナメント準決勝でHIROYUKIに飛びヒザ蹴りでKO勝利。決勝戦は政所仁にダウンを奪われプロ初黒星を喫した。今年2月のRISEではサンチャイ・TEPPENGYMからKO勝利を収めた。 対する花岡は“平成最後の怪物”と称され、22年からRISEに参戦すると滉大、政所仁から勝利。今年3月のRISE×K-1対抗戦に抜擢され、Krush王者の池田をスピードとテクニックで翻弄、3Rにダウンを奪い完勝している。 1R、サウスポー構えの長谷川は、左ストレートをいきなりヒット。花岡は少し動きが止まったものの、カーフキックを返して右ハイキックを狙うなど反撃する。長谷川は鋭いパンチのコンビネーションで花岡を追い込んでいく。だが花岡は、カーフキックを的確に当てる。 2R、長谷川は左ストレート、右、左とパンチのコンビネーションで攻撃。花岡は倒れるも、右で巻き込まれた形となりダウンにはならず。ともに構えを右、左にチェンジしながらの攻防が続く。花岡はカーフキック、ボディ打ち。長谷川はパンチに頼り過ぎている印象か。 3R、花岡はカーフキックを連発して長谷川の動きを止めにかかる。それでも長谷川は左を放ち、KOを狙い続ける。花岡は打ち合いながらも寸前で見切り、ハイキックをカウンターで放つなどレベルの高いところを見せた。長谷川のパンチは迫力があるものの、花岡のうまさが目立った。判定は3-0で花岡が勝利した。 勝利した花岡は「どうも、判定マニアの花岡です。これで大﨑一貴選手に勝てると思っていませんが、今年中にベルトを獲りたいと思います」と王座取りをアピールした。