現役高校生の約8割が間違い…“闇バイト”募集なぜ見抜けない?巧妙な募集文言 見抜くコツとは?専門家「若者ほど引っかかりやすい」
“巧妙な手口”と見抜く“コツ”とは
また、こうした闇バイトから抜け出せない“巧妙な手口”も分かってきました。 東京都・特殊詐欺加害防止の特設サイトを参考に、「闇バイトに引き込む経緯」を並べてみました。 (1)「コールセンターの仕事」など安全そうな仕事内容を明記し、給料も日給1万円など怪しくない工夫をする (2)秘匿性の高いアプリに誘導 (3)「アルバイトの登録に必要」などと巧妙に個人情報を要求 そして、個人情報を入手すると、態度が急変するといいます。 (4)アルバイトが犯罪行為だと明かす (5)個人情報をもとに脅す (6)逃げられないようにし、犯罪行為に加担させる MC谷原章介: 条件等の書き方も巧妙になってきているようですが、普通のバイトで免許証やマイナンバーなどの個人情報を求められることはないですよね? 犯罪ジャーナリスト 石原 行雄氏: それが実はアルバイトサイトですとか、何かの登録サイト、例えば掲示板の登録サイトでも、今は学生証ですとか、身分証を画像で撮ってそれを送って登録するというサイトが増えていますから、そういう意味では若者ほど「こういうの前にもやったから普通なのかな」と引っかかりやすい、“穴”をつかれているのかなと。 MC谷原章介: ではなかなか防ぐのは難しい? 犯罪ジャーナリスト 石原 行雄氏: そうですね。ただやはり、大きなポイントがひとつ。秘匿性の高いアプリをまず入れてくれということを絶対に言われるんです。それはなぜかというと、犯行当日にすべてそれで指示が来ますから、入っていないと使えない。逆にそれに入れてくれと言われたら、闇バイトだと思って間違いない。 堀池亮介アナウンサー: もしそのような事件に巻き込まれそうになったら、警察に必ず相談してください。 (「めざまし8」10月23日放送より)
めざまし8