侵略者と「闘う義務」 バイデン氏、追悼行事出席
【コルビルシュルメール共同】バイデン米大統領は第2次大戦のノルマンディー上陸作戦から80年となった6日、フランス北西部コルビルシュルメールの米兵墓地で追悼行事に出席した。演説で「民主主義は決して当たり前ではない」と指摘し、全ての世代が独裁者や侵略者と闘う義務があると訴えた。 追悼行事にはノルマンディー上陸作戦に参加した90歳以上の元米兵も車椅子で参加した。ナチス・ドイツからフランスを解放した武勲をたたえるためマクロン大統領がレジオン・ドヌール勲章を授与すると、数千人の参加者から拍手が湧いた。 バイデン氏は、ロシアの侵攻を受けるウクライナを「力強く支え続ける」と強調した。