C・ロナウド、モドリッチ、ノイアー…… EURO2024が “最後の大舞台”になるかもしれない6人のスター選手
6月にドイツで開催
6月14日にドイツで開幕するEURO2024。ヨーロッパNo. 1を決める戦いはすでに大きな注目を集めている。 そんななか、『METRO』は年齢を考えると2026年のW杯では見ることができず、今回のEUROが最後の主要国際大会への出場になるかもしれない6人のスター選手を挙げている。 まずはポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドだ。リオネル・メッシと共に世界最高のサッカー選手の座を争ったロナウドも39歳となった。活躍の場はヨーロッパから離れたが、サウジアラビアのアル・ナスルで今季公式戦41試合で42ゴール12アシストをマークしており、得点能力は健在。今のポルトガル代表には若い世代や中堅世代にスターが多数いるが、やはりチームには精神的支柱にもなるロナウドの存在が必要だろう。 そして2人目はクロアチア代表のルカ・モドリッチだ。クロアチア黄金世代の中心を担うモドリッチは2018年と2022年のW杯ではそれぞれ2位と3位となり、ネーションズリーグ2022-23では準優勝を果たした。38歳を迎えたモドリッチはレアルではファーストチョイスではなくなっているが、出場した試合では変わらぬ存在感を発揮。今大会でも間違いなくこのマエストロがクロアチアの攻撃の中心となるだろう。 3人目はポーランド代表のロベルト・レヴァンドフスキ。かつて世界最高のストライカーとの呼び声が高かった同選手も35歳となった。今季は得点数の少なさを指摘される時もあったが、ここまで24ゴール9アシストを記録。レヴァンドフスキの活躍がポーランド代表の勝利に直結するだろう。 4人目はフランス代表のオリヴィエ・ジルーの名前を挙げている。フランス代表の歴代最多ゴール記録を持つジルーは37歳だ。それでもスター選手揃いのフランス代表で確固たる地位を築いており、ディディエ・デシャン代表監督からの信頼も厚い。今シーズンは全公式戦で16ゴール9アシストをマークしており、3季連続リーグ戦2桁得点達成している。 5人目、6人目はドイツ代表のマヌエル・ノイアーとトーマス・ミュラーだ。今では定番となった足元のうまいGKの先駆けとなったノイアーも38歳となった。しかし、CL準決勝レアル戦ではまだ世界一のGKであることを再認識させるような圧巻のパフォーマンスを見せた。そしてノイアーと共にドイツ代表に長年貢献してきたミュラー。バイエルンで前人未到の500勝を達成したミュラーも34歳となった。バイエルンでの序列は下がりつつあるが、唯一無二のプレイスタイルはスーパーサブとしてもチームの役に立つだろう。 他にもドイツ代表トニ・クロース(34)やポルトガル代表ぺぺ(41)など大ベテランとなったスター選手はいる。今勢いのある選手の活躍や若手の台頭もEUROの見どころの1つではあるが、酸いも甘いも噛み分けてきたベテラン達のパフォーマンスにも期待したい。
構成/ザ・ワールド編集部
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