猛暑の影響さほど見られず…富山県内の今年度産のコメの作況指数は「99」平年並みで前回から据え置きに
富山テレビ放送
県内の今年度産のコメの作況指数は猛暑の影響はそれほど見られず「99」と平年並みで前回から据え置きとなりました。 北陸農政局によりますと10月25日現在の県内の主食用のコメの予想収穫量は16万8500トンで前の年から3800トン増加する見込みです。 また、10アール当たりの収量は12キロ増えて540キロを見込んでいます。 また、平年を100とした作況指数はやや不良だった前の年の98から1ポイント増えて99と平年並みの見通しで前回から据え置きとなりました。 これは5月下旬から6月上旬にかけて気温が低く籾の数がやや少なかったものの、8月以降の気温が平年を上回り日照も確保でき登熟が進んだためとしています。 北陸農政局によりますと、今年は元日の能登半島地震で一部の地域に被害が出たものの影響は限定的で、作況指数には影響しなかったということです。
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