中国離脱が決定的な元ブラジル代表MFオスカル、古巣サンパウロと契約基本合意
元ブラジル代表MFオスカル(33)のサンパウロ復帰が近づいているようだ。 2017シーズンから8年間プレーする中国超級・上海海港を、2024シーズン限りで退団することが濃厚と伝えられてきたオスカル。 今季は主将としてリーグ優勝に貢献、29試合14得点24アシストと、誰ひとり寄せ付けない圧倒的なスタッツを記録。しかし、超級の外国籍選手に対する給与規定が厳格化されたなかで年末に契約満了を控え、急激な年俸ダウンを呑まずして上海に残ることはできない状況だ。 よって中国離脱は限りなく決定的と言え、プロデビュー時の古巣・サンパウロと契約交渉。 一時は「交渉は不調」と伝えられるも、サンパウロは会長が「投入できる最大の資金を支払いたい」という旨をコメントするなど、スタープレーヤーの帰還に向けて尽力している最中だ。 ブラジル『グローボ』や中国『新浪』によると、サンパウロとオスカルの間では、すでに基本合意があり、ディテールを詰められるかが焦点に。選手側は「3年契約」以外を呑まないとされ、もちろん給与も重視する模様。 オフに入ったサンパウロは既存選手の売却を進めるなどしており、オスカルとの契約へ犠牲を厭わない姿勢。すでに数選手の売却が先方と合意に向かっているとのことだ。
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