現ドラで開花…巨人27歳は「移籍して良かったね」 大舞台での美技にX衝撃「流石すぎ」
巨人・オコエはCSファイナル第1戦に「3番・中堅」で出場…美技を披露した
■DeNA 2ー0 巨人(16日・東京ドーム) 巨人・オコエ瑠偉外野手は15日、東京ドームで行われたDeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦に「3番・中堅」で出場。7回の守備で超絶美技を披露した。現役ドラフトで加入し、躍動する27歳に、ファンは「頼もしい」「素晴らしいプレー」と声をあげている。 【実際の映像】大舞台でビッグプレー 「移籍してよかったね」巨人27歳の衝撃美技 2点を追う7回2死一、二塁で牧が放った打球は、右中間前方に上がった。これに猛然と突っ込んできたのがオコエだった。最後はスライディングキャッチ。落ちていれば確実にDeNAに追加点が入った場面でスーパープレーを見せた。 関東第一高から、2015年ドラフト1位で楽天に入団もなかなか殻を破り切れず。2022年12月の現役ドラフトで巨人へ移籍した。昨年は41試合に出場し飛躍の足掛かりをつかみ、今年は自己最多の68試合に出場。打率.261(138打数36安打)、3本塁打をマークした。 セイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTAのデータによると、守備全般での貢献を示す指標「UZR」は中堅手で両リーグ5位の5.4(150イニング以上)。1200イニングに換算する「UZR1200」では26.5で、全体2位だった。 打撃では4打数無安打2三振に終わったが、守備で存在感を示した27歳にファンは喝采。SNSには「現役ドラフトで移籍してよかったね」「楽天時代と比べたらすごい昇進やな」「査定アップお願いします!」「流石すぎる」とコメントが寄せられた。第2戦からはどんなプレーを見せてくれるだろうか。 データ提供:DELTA 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。
Full-Count編集部 データ提供:DELTA