【ボートレース下関】「ボートに乗れるのが楽しい」森永隆が2か月ぶりに戦列に復帰
ボートレース下関の「オープン5周年記念モーヴィ下関杯ALL山口GW特選」は25日開幕する。 注目のエンジン抽選では谷村一哉、武重雄介、津田裕絵、大賀広幸、上村慎太郎、清水愛海、野田彩加らが好素性機をゲットした。A1勝負駆けで勝率アップを目指す谷村が獲得した68号機は前節の報知杯で強力な舟足で優出したばかり。谷村は「ペラはそのまま。伸び型ですかね。最後に伸びていた。機歴通りエンジンは良さそう。外周りから。A1勝率に足りてないんでちょっとでも上げられたらいいですね」と笑顔で話していた。 武重は前回当地で低調機を引いて途中帰郷。今回はパワフルなエンジンを獲得。大暴れの予感が漂う。「起こし、握った感じは前検としては良さそう。雰囲気は良かった」と手応えはまずまず良さそう。 津田は報知杯で鈴木裕隆が優出した22号機。武重と同じく、前回の当地では低調機を引いて苦しんだが、今回は好エンジンで活躍できそう。「前回の下関に比べると、格段にいいです。乗っていて力強さを感じた。前走者と体重差があるので、今日は回り過ぎでしたね。スリットから出ていくことはなかったです」と本体にパワーを感じている様子だった。A2勝負駆けでもあり、勝率アップを目指す。 ドリーム戦の1号艇に選ばれたのは谷村と同じくマスターズチャンピオンで優出した寺田祥。手にした30号機は中堅十分で悪いエンジンではない。「これはダメッていう感じはしなかった。まだ分からないけど、悪くないと思う」とインから逃げて人気に応えそうだ。 江戸川で負傷した森永隆が2か月ぶりに戦列に復帰する。「重さはあったけど伸びは悪くない。試運転も木場雄二郎さんより良かった。徐々にやっていく。体は大丈夫。レースはできそう。ボートに乗れるのが楽しい」と白い歯を見せていた。
マクール