「裏金しゃべるな」暴露の宮沢博行議員、辞職願提出 女性問題で…?「一身上の都合」
23日、記者から「裏金が、女性問題に使われていたのでは?」と問われると… 宮沢博行議員(49) 「まあそれは絶対にないです」 ――不記載の金について、今出ているような報道(女性問題)に使用されたことは? 宮沢博行議員(49) 「まったくないです。まったくないです。今回の辞職はそうではなく、そうした不祥事についての責任をとる。許されることではないと思いながらも、やってしまったことであります。ただ本当にパーティー券資金に手をつけているということではございませんので。大変申し訳ございません。自分のお金でしたことです」 「国民の皆さんに大変申し訳ないと思っております。きちんとけじめをとります」 議員辞職するため国会へと向かいました。そして衆議院に自ら辞職願を提出すると、カメラの前で議員バッジを外しました。
――理由は? 議員辞職願を提出 宮沢博行議員(49) 「一身上の都合でございます」 改めて、裏金問題と辞職は関係ないと強調。 宮沢博行議員(49) 「まああの…別の話です。別の話です。私の不祥事は、私の不祥事なんです。皆さん方に深く感謝を申し上げ、この議事堂を去りたいと思います。本当にお世話になりました」 ――不祥事の内容は? 「それについては、報道が出ておりませんので、私から確定的なことは申し上げることはできません」 重なったという不祥事の詳細を語ることなく、国会をあとにしました。
裏金問題では、地元・静岡でおわび行脚をしていた宮沢氏。 宮沢博行議員(静岡・磐田市、今年1月) 「申し訳ないです。本当に申し訳ない」 有権者 「あなた先見の明があるよね。先に言われたから、派閥解消と。みんな評価してるよ」 宮沢博行議員(静岡・磐田市、今年1月) 「お世話になった派閥ですので、申し訳ないなと思いながらも、あれしかないなと。慣行の中で慣習の中でやっていた。私たちにも責任がある」 ◇ 23日、その地元へ行くと… 記者(静岡・磐田市、23日午後) 「以前来たときは事務所の前にポスターなどが貼られていたのですが、全てはがされています」 事務所の秘書は「驚きとショックが隠せない」などと話しています。政治とカネの問題よりも辞職に値すると判断した女性問題とは、いったい何だったのでしょうか。 (4月23日放送『news zero』より)