メルセデスF1の2024年マシンW15はチーム史上”最も一貫性がない”とラッセル批評「いきなりパフォーマンスを失う」
路面の影響
メルセデスにとって、サンパウロGPで重要なのは、舞台となるインテルラゴス・サーキットの新しい路面がタイヤにどれだけ影響するかということだ。 メルセデスのマシンは、路面温度にかなり敏感で、高温になればなるほどパフォーマンスが低下するとされている。 新しく敷設されたインテルラゴスの黒いアスファルトは以前よりも高温になるとの予測が出ており、メルセデスはこの路面に注視する必要があるとラッセルは語った。 「舗装の色も影響して、色が濃いほど温度は高くなる」とラッセルは言う。 「裏を返せば、非常に滑らかな路面だからタイヤはより高温でも機能して、ダメージも少なくなる。それがセオリーだ」 「でも、それが僕らにとって良いことなのか、悪いことなのか分からない。オースティンはその最たる例だった。金曜日の(F1スプリント用の)予選ではふたりでポール争い、土曜日の(決勝用の)予選ではルイスはQ1で敗退し、僕はウォールに突っ込んでしまった。何も変更点はなかったんだ」
Jonathan Noble