重賞馬エリカヴィータは坂路で調整 784日ぶりの白星へ国枝師「楽しみはある」/マーメイドS
日曜京都メインでは、夏を告げる牝馬のハンデ重賞マーメイドS(G3、芝2000メートル、16日)が行われる。 重賞馬エリカヴィータ(牝5、国枝)はレース2日前の13日、美浦トレセンで調整を行った。坂路を4ハロン67秒3-15秒7で軽快に登坂。心身を整え、初参戦となる京都への輸送に備えた。国枝師は「特に変わりなく順調だよ。大きな変化はないけど、体がしっかりとして完成されつつあるね」と評価した。 3歳時にはフローラSを制覇。その後白星こそないが、前走福島牝馬Sでは5着に食い込んだ。重量54キロを背負い、784日ぶりの勝利へ、師は「混戦模様だし楽しみはあるね」と“復活駆け”を期待した。