宝塚月組 来春全国ツアーで「花の業平」上演
宝塚歌劇団は1日、月組全国ツアー公演「花の業平~忍ぶの乱れ~/PHOENIX RISING-IN THE MOONLIGHT-」の上演することを発表した。 「花の業平」は和歌の名手で容姿端麗の貴公子・在原業平と藤原高子のままならぬ恋の行方をメーンに、平安貴族の世界を描く。2001年に星組の稔幸と星奈優里、その後、星組の香寿たつきと渚あきにより再演された。多くの感動を呼んだ激しくも切ない物語の再演に、月組トップコンビの鳳月杏(ほうづき・あん)と天紫珠李(あまし・じゅり)が挑む。 鳳月と天紫は昨年上演された「応天の門」でも同じ業平、高子役を演じている。同じ役を違う作品で“再演”する2人にファンの期待が高まる。 公演は25年4月28日から5月27日まで。大阪・梅田芸術劇場など全国9カ所で開催される。 また、兵庫・宝塚バウホールで「Twinkle Moon」を開催する。月組若手メンバーが魅力いっぱいにワークショップショーお届けする。公演は25年5月10~23日。