プレミア12優勝の台湾、「英雄大パレード」実施へ 頼総統が指示、戦闘機がエスコート
【台北=西見由章】台湾の頼清徳総統は24日、野球の国際大会「プレミア12」の決勝で台湾代表が日本を破り初優勝したのを受け、選手たちが台湾に戻る飛行機を戦闘機が出迎えてエスコートするよう手配すると明らかにした。総統府で台湾代表と面会し、「英雄大パレード」を開催する方針も示した。フェイスブックに投稿した。 【写真】台湾・陳傑憲に3点本塁打を浴びる戸郷 頼氏は「おめでとう、台湾の英雄が4対0で侍ジャパンを完封した」と祝福。「すばらしい守備、積極的な走塁。あなたたちは国を団結させ、熱狂させ、世界に台湾を感嘆させた」とたたえた。 頼政権は8月、パリ五輪で過去2番目の好成績を収めた台湾の選手団をたたえるために台北で「英雄パレード」を開催。頼氏が特別指示を出し、選手団が台湾に戻る航空機を空軍のF16戦闘機3機が出迎え、領空内で火炎弾「フレア」を作動させて選手団を歓迎した。