西部ガス監督「名将の後のプレッシャーあったが…」 日本選手権
第49回社会人野球日本選手権大会は第3日の31日、京セラドーム大阪で1回戦があり、西部ガスが5―0でJR東日本に勝ち、前回大会に続いて初戦を突破した。 【写真まとめ】西部ガスーJR東日本 社会人野球日本選手権 就任1年目の西部ガスの松薗史敏監督にとっては指揮官としての大会初勝利となった。選手として2012年の創部時からプレーし、主将も務めたチーム初の「生え抜き監督」である松薗監督の試合後の主なコメントは以下の通り。 ◇西部ガス・松薗史敏監督 <試合を振り返って> JR東日本さんはすごく強い相手なので、どこかでじりじりとリードを詰められるんじゃないかと思い、最後の最後まで気が抜けなかった。すごく不安な面はあったが、勝ち切れて素直にうれしいです。 継投も予定通り。投手が良いので後手後手になる前に先手で交代できる。2人とも結果を出してくれて、良かった。 <監督としての勝利> 名将(杉本泰彦さん、香田誉士史さん)と呼ばれる方の後を継ぎ、すごくプレッシャーはあったが、創部初めての生え抜きの監督ということで、いろいろと思いきりよくやれる。今年のテーマとしては失敗を恐れずにやる。新任監督なので、特に失うものは何もない。失敗を恐れない姿勢で、今のところはうまくいっているのかなとは思います。 <創部時からチームを知る> 出来たての時は力は全くなかったと思います。大学生と試合をしても負けるようなチームでバラバラだったという印象ですね。最初のオープン戦で(ソフトバンク)ホークスの3軍に0―20で負けた時に、このままじゃダメだなと思い知らされた。そこから本当にスイッチが入って、一つ一つのことを丁寧にやろうと言ってきたことが今につながっているのかなと思います。