闘莉王が大岩JのMF山本理仁に厳しい指摘「強い気持ちを持たないと」【パリ五輪】
スペイン戦の採点を「5.5点」に
元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeでU-23日本代表について語った。 【動画】闘莉王がスペイン戦の大岩ジャパンを採点! 大岩ジャパンはパリ五輪の準々決勝でスペインと対戦し、0-3で敗れ、ベスト8敗退に終わった。闘莉王氏はこの試合の出場した選手たちを採点。基準点を「6点」とするなか、「5.5点」をつけたMF山本理仁のプレーに注文をつけた。 「押されて押されて、ボールを取った時に、前に行くパワーが足りない時がある。(パワーを)出してくれないと、攻撃の厚み、前に行こうという気持ちがないと、攻撃のパワーが出てこない。足りなかったところもあった。 だから三戸(舜介)の近くまで行くとか、細谷(真大)の落としたボールに絡んでいくとか、逆サイドから上がってくるボールに対してペナルティエリアまで入っていくとか、サイドとの絡み合いで相手を崩すとか。それが見られなかった」 中2日のタイトな日程のなかで、山本は全試合にスタメン出場した。疲労については、「若い時は全く関係ないと思うし、回復力も早い。コンディショニングも良さそうだし、決して悪いとは思えない」と主張する。 そして、「どうしても行くんだという強い気持ちを持たないと。誰かがやってくれるではなくてボールを取った後、早く相手のゴール前まで自分でも行く。その強い気持ちが大切。特に、こういう緊迫した試合だと」と課題を指摘した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部