ANA、C-3POジェット大型模型を訓練施設ABBに展示
全日本空輸(ANA/NH)は、映画『スター・ウォーズ』に登場する人気キャラクター「C-3PO」をデザインした特別塗装機「C-3PO ANA JET」の大型模型を総合訓練施設「ANA Blue Base(ABB、ANAブルーベース)」で展示を始めた。 【写真】伊丹でお披露目されたC-3PO ANA JET 模型は全長約3メートルで、20分の1スケール。ABBのツアーに参加すると見学できる。ABBは2019年4月から運用を始めた訓練施設で、見学ツアーを2021年から開催しており、料金は大人1500円、小中高生1100円となっている。 C-3POジェットは、ボーイング777-200ER型機の国内線仕様機(登録番号JA743A)に、C-3POの特徴である胴体や首の円盤部分、腹部の配線、背中のパワーパックなどをデザイン。2017年3月21日の羽田発鹿児島行きNH621便が初便となった。 C-3POはシリーズ1作目から登場するロボット(ドロイド)で金色の体が特徴で、C-3POジェットは機体全体が黄色く塗装されている。 ANAのスター・ウォーズ特別塗装機はもっとも多い時期には4機あったが、現在は2機。最初の機体で、2015年9月12日に米シアトルのエバレット工場でロールアウトした国際線仕様機「R2-D2 ANA JET」(787-9、JA873A)とC-3POジェットで、国際線と国内線に1機ずつ投入している。今月31日から10月26日までの夏ダイヤ期間も運航を継続する見通し。
Tadayuki YOSHIKAWA