第1に市場自体の成長力。インドは中国を抜いて人口世界一となったが、1人当たりの鋼材消費量は中国の6分の1以下の水準で、今後の大幅な成長が期待できる。アメリカは先進国ではほぼ唯一の人口増加国かつ、今後のEVシフトなどで電磁鋼板といった高級鋼の需要増が見込める。 第2が中国の影響を受けにくいこと。中国の過剰生産能力が消えてなくならない以上、この先も近隣国の鋼材市況は乱高下を余儀なくされる。そうした中、政策として中国鋼材をほぼシャットアウトしているのがインドとアメリカだ。
日鉄の橋本英二会長は過去に「中国が攻めることができない市場で戦う」と語っていた。今回の合弁解消は、中国に投じていた経営資源をシフトし、中国とデカップリングした新たなグローバル体制の構築の第一歩となるのかもしれない。
吉野 月華 :東洋経済 記者
空母化した護衛艦「かが」前艦長が明言した“デメリット”とは それでも米国へ行く意義
新幹線の座席「体が大きいので、2席分買って座っていいですか？」←実はNG！相撲協会にも聞いてみた
トヨタ新型「“最大級”ミニバン」発表！ “全長5m”超え＆「エスティマ風」流麗ボディ採用！ “メーカー初の機能”搭載の「シエナ」2025年モデルがアメリカに登場！
新幹線の指定席2つに座る4人の母子。「一人一席」かと思っていましたが、この乗り方は問題ないのでしょうか？
名刺の裏に金額を書いて「せーの」で出してきた クルマ買い取りの“入札制度”が面白い
愚かでした…「退職金3,000万円」60歳の定年サラリーマン、銀行の特別待遇に意気揚々。初めて投資に挑戦も「わずか25日」で大後悔のワケ
ヴィトンやエルメスを失ってしまう…セブン＆アイに売られた名門百貨店の悲しき末路
優秀な人が辞めていく「時代遅れな職場」が仕事で「軽視していること」・ワースト1
フォルクスワーゲンは「本当に業績が悪い」のか？…VWを「国内工場閉鎖」に追い込んだ「真の犯人」
【大相撲「給金番付」最新版】幕内力士が手にする「土俵に埋まっているカネ」大公開 大の里は5000万円超え、伸び盛りのスターより古参の平幕力士の方が稼ぐ理由
