辺野古移設工事警備員のダンプ轢死事故で玉城知事「極めて遺憾」哀悼の意示す
先月28日名護市で、普天間基地の移設工事に関連した土砂の搬出に抗議する女性と警備員の男性がダンプトラックにひかれ、警備員の男性が死亡した事故について、沖縄県の玉城知事は5日の会見で「県民の安全に責任を持つものとして極めて遺憾」と述べるとともに、死亡した男性に哀悼の意を表した。 【写真を見る】辺野古移設工事警備員のダンプ轢死事故で玉城知事「極めて遺憾」哀悼の意示す この事故を受け政府は、現場近くの桟橋と本部港塩川地区の2か所からの土砂搬出を中断し、防衛省が再発防止に努めていくと明らかにしている。 現場の交通状況について認識を問われた玉城知事は、県として「歩道上の歩行者については指導等を行う法的根拠がない」と述べ、特段の対応は行っていないとした。 そのうえで、「現場でダンプトラックを運転する方も歩行者も、安全を確認して通行していただくよう求めたい」と述べた。
琉球放送