「ポケットモンスター」が伝統の工芸作品に!ミュウツーの巨大立像も:ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―
さまざまな表情のピカチュウと植物があしらわれたレースは、立体感があり、光を通すと表情が繊細に変化する。1匹だけ色違いのピカチュウも隠れているので、ぜひ探してみてほしい。
生活に息づく工芸作品ポケモンを掛け合わせた作品も。
桑田卓郎による、ピカチュウをモチーフにしたカップ。鮮やかな陶器の色と、ゴールドやプラチナの釉薬のコントラストが美しい。最新技術の転写シートによりピカチュウの顔が多数配置され、底にはモンスターボールのデザインも施されている。カップの後ろにある膨大な数のタイルも桑田氏によるもの。
友禅は、江戸時代に始まった着物の染色技法のひとつ。鮮やかな紫色の生地に描かれているのは、わたげポケモン・メリープと、メリープの進化形・モココ。色違いが紛れ込んでいたり、メリープに関する文字が隠されていたりと、伝統の技の中に遊び心が詰まっている。
日本の伝統柄「工字繋ぎ」の着物を着たピカチュウのかわいさは悶絶級! こちらは本展の開催を記念して作られたぬいぐるみで、1人1個まで購入可能。
開催期間中は、初となるコラボカフェ「喫茶ポケモン×工芸展」がオープン。メニューは前期と後期それぞれ異なるラインナップで、桑田氏のカップにインスパイアされたスイーツや、喫茶の特製ロゴマークを表現した特製クロックムッシュなどが、オリジナルのランチョンマットとともに提供される。 ◎2024 Pokemon. ©1995-2024 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.