東京都議会自民党の3人が会派離脱へ(全文1)新会派名は「新風自民党」
東京都議会の大場やすのぶ、山内晃、木村基成の自民党都議3人が28日、会派「東京都議会自由民主党」を離脱し、新会派を設立すると発表した。
新会派名は「新風自民党」
山内:本日は年の瀬、28日に大勢の方にお集まりをいただきまして、ありがとうございます。ただ今より記者会見を開催をさせていただきます。まずは大場康宣議員のほうから皆さまにご報告を申し上げます。よろしくお願い申し上げます 大場:本日、私ども3人は新しく会派を立ち上げることになりました。新しい会派名は「新風自民党」です。メンバーは会長、私、大場康宣です。幹事長は山内晃でございます。政調会長は木村基成でございます。 新会派を結成するに当たり、私たちは共通する志があります。それは都民感覚の政治を実現することです。これこそが新会派を結成する最大の理由であります。私たちが考える都民感覚とは、広く都民が願うこと、あるいは都民が当たり前だと思うことを都政の場で実現していくことであります。 そのためには都議会議員は自由で民主的な環境の中で議論をし、都民の利益となる結論を導き出す役目があると考えております。この目的を達成するため会派を結成するに至りました。以上です。
山内:はい、ありがとうございました。それでは、皆さまからご質問をいただければと思います。まずお名前と社名をおっしゃっていただいて、そのうち質問をいただければと思っております。よろしくお願いいたします。はい、どうぞ。 日本テレビ:日本テレビの久野村の申します。最初に確認なのですが、会派の漢字のほうを教えていただいてもいいですか。 大場:はい。新しい風、の、自民党です。 日本テレビ:ありがとうございます。で、先ほど結成の理由を話していただいたのですが、自由で民主的な場で議論することが大事ですとか、そういったことが自民党にいたらできないというような感覚で、今回、離脱されたのか。 木村:私たちは都議会自由民主党に所属をしておりました。その中でもちろん私たちは自民党を愛しておりますし、これからも自民党のために一生懸命働きたいと思っているわけではありますが、今まで重鎮の方々、先輩の方々が非常にたくさんのことをやってくださっていて感謝しております。 しかしながら、私たち、若手、期数で言いますと2期生そして1期生でありますが、その中で自由闊達な議論をし、より都民感覚に近いそうした判断というものを都政の場で行っていきたいと考えた次第であります。