内藤哲也、辻陽太を破り「IWGP世界王座」V2…「新しい新日本プロレスの力の壁となって立ち塞がる」…4・6両国全成績
◆新日本プロレス「SAKURA GENESIS 2024」(6日、両国国技館)観衆6632 新日本プロレスは6日、両国国技館で「SAKURA GENESIS 2024」を開催した。 メインイベントのIWGP世界ヘビー級選手権で王者・内藤哲也が同じロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの辻陽太と対戦。内藤は挑戦者の首を攻めるも辻もジーンブラスター、マーロウ・クラッシュ、セブンティークロスで逆襲。最後は王者が掟破りのジーンブラスターをさく裂させ、旋回式デスティーノで辻を沈めた。 34分26秒の激闘で2度目の防衛に成功した内藤に試合後、4・12米シカゴ大会で対戦が決まっているジョン・モクスリーがリングインし王座挑戦をアピールし内藤は受諾した。 バックステージで王者は「辻陽太は凄いレスラーだな。ヤングライオンの時、なんでかわからないけど、彼に目が行ってしまってね。彼のことが凄く気になって、そして数年後、こうして俺の目の前に立ってる。なんか、凄い不思議だなって思いますよ。辻陽太は新世代、確かにまだ若い選手だし、海外から帰ってきたばっかだし、次世代。まあでも、もう文句のつけどころがないぐらい今のトップの一角でしょう」と絶賛した。 さらに「こうして新しい新日本プロレスの力、新しい選手の壁となって立ち塞がる。この状況がなんか嬉しくもあるなんて思いますよ。俺に残された時間は、あとどれだけあるかわからない。でも、俺がいるうちにドンドンチャレンジして来いよ」とメッセージを送った。 ◆4・6両国全成績 ▼第1試合 20分1本勝負 〇藤田晃生、ザック・セイバーJr.(9分32秒、オコーナーブリッジ)田口隆祐●、エル・デスペラード ▼第2試合 20分1本勝負 〇BUSHI、高橋ヒロム(5分39秒、ファブル)外道●、デビッド・フィンレー ▼第3試合 20分1本勝負 DOUKI、〇上村優也、SANADA(8分54秒、ストームクラッチ)カラム・ニューマン、グレート―O―カーン●、ジェフ・コブ ▼IWGPジュニアタッグ選手権3WAYトルネードマッチ 王者組ドリラ・モロニー、〇クラーク・コナーズ(17分29秒、Full Clip→片エビ固め)挑戦者組ケビン・ナイト、KUSHIDA● ※残りはフランシスコ・アキラ、TJP組 ▼IWGPタッグ選手権 挑戦者組YOSHI―HASHI、〇後藤洋央紀(13分51秒、消灯→片エビ固め)王者組チェーズ・オーエンズ●、KENTA ▼IWGPジュニア選手権 〇王者SHO(1分36秒、レフェリーストップ)挑戦者YOH● ▼スペシャルタッグマッチ 海野翔太、〇ジョン・モクスリー(14分32秒、デスライダー→エビ固め)ジャック・ペリー、成田蓮● ▼NEVER無差別級選手権 〇挑戦者・鷹木信悟(21分14秒、ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め)王者・“キング・オブ・ダークネス”EVIL● ▼IWGP世界ヘビー級選手権 王者・内藤哲也(34分26秒、デスティーノ→片エビ固め)挑戦者・辻陽太●
報知新聞社