股関節のケガでアジアでの連戦を欠場したデミノーがUSオープン以来の復帰戦で逆転勝利「多くの奮闘と努力が必要だった」 [ヨーロピアン・オープン/テニス]
股関節のケガでアジアでの連戦を欠場したデミノーがUSオープン以来の復帰戦で逆転勝利「多くの奮闘と努力が必要だった」 [ヨーロピアン・オープン/テニス]
ATPツアー公式戦「ヨーロピアン・オープン」(ATP250/ベルギー・アントワープ/10月14~20日/賞金総額76万7455ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)がロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)に2-6 6-4 6-2で逆転勝利をおさめてベスト8に進出した。 ~ヨーロピアン・オープンで初戦を突破したトップシードのデミノー選手~ 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、股関節のケガでアジアでの連戦を欠場したデミノーはこれがジャック・ドレイパー(イギリス)に敗れたUSオープン準々決勝以来の試合だった。 2度サービスダウンを喫して第1セットを落としたデミノーは4-4から初のブレークに成功して第2セットを取り返し、第3セット3-2から最後の3ゲームを連取して2時間18分で試合を締めくくった。 「ケガからの復帰は決して簡単じゃないから、今日は勝つことができてうれしいよ。多くの奮闘と努力が必要だったから、ここアントワープでの初戦に勝つことができて満足している」とデミノーは試合後のオンコートインタビューで語った。 「僕は最後のポイントまで試合は終わらないと肝に銘じている。僕はいつも最後まで戦い抜くようにしているし、それが多くの試合で勝つのに役立ってきた。だから今後もこの姿勢を続けたほうがいいと思っている」 デミノーは次のラウンドで、第6シードのマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)を6-4 6-7(3) 7-6(4)で破って勝ち上がったユーゴ・ガストン(フランス)と対戦する。 そのほかの試合では第3シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)とロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)が8強入りを決め、ダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)は予選勝者のジル アルノー・バイリー(ベルギー)を6-4 6-3で下して2回戦に駒を進めた。 第6シードのトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)はバウティスタ アグートに6-7(2) 4-6で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。
テニスマガジン編集部