【MLB】カージナルスがアストロズ3連戦のスイープ負けを回避 マイコラスは6回5安打2失点で4勝目
【カージナルス4-2アストロズ】@ミニッツメイド・パーク
日本時間6月6日、カージナルスは敵地ミニッツメイド・パークでのアストロズ3連戦の最終戦を迎え、4対2で勝利。3連戦のスイープ負けを回避し、借金を3から2に減らした。カージナルス先発のマイルズ・マイコラスは6回5安打2失点と役割を果たし、4勝目(6敗)をマーク。4番手のライアン・ヘルズリーが2点リードの最終回を三者凡退に抑えて今季メジャー一番乗りで20セーブ目を挙げ、アストロズ先発のロネル・ブランコは6回途中5安打4失点と精彩を欠いて2敗目(5勝)を喫した。 【動画】カージナルスのノーラン・アレナドが6号ソロを放つ(MLB.comより) ロード6連戦の最終戦を迎えたカージナルスは、3回表先頭のブランドン・クロフォードの二塁打から一死3塁のチャンスを作り、マイケル・シアーニの犠飛で先制に成功。5回表には二死2塁からブレンダン・ドノバンとアレック・バーレソンに連続タイムリーが飛び出し、3対0とリードを広げた。5回裏に先発のマイコラスがヤイナー・ディアスの6号ソロ、トレイ・キャベージの1号ソロと二者連続アーチを浴び、1点差に詰め寄られたが、6回表にノーラン・アレナドが6号ソロ。マイコラスが6回5安打2失点で降板したあと、ジョジョ・ロメロ、アンドリュー・キットリッジ、ヘルズリーとつないで2点のリードを守り抜いた。 5月中旬のエンゼルス3連戦に2勝1敗で勝ち越したあと、レッドソックスに2勝1敗、オリオールズに3連勝、カブスに2連勝、レッズに2勝1敗とカード勝ち越しが続いていたカージナルスだが、今回のロード6連戦はフィリーズに1勝2敗、アストロズにも1勝2敗。いずれも2連敗のあと、最終戦に勝利してスイープ負けを回避する形となった。ただし、借金2とはいえ、ワイルドカード圏内からは大きく離されておらず、ポストシーズン進出のチャンスは十分にある。まずは勝率を5割に戻し、少しずつ貯金を増やしていくことが目標になる。