二十四節気「大雪」 青森県内冷え込む
二十四節気の一つ「大雪」の7日、青森県内は西高東低の気圧配置の影響で冷え込み、朝の最低気温は23観測地点中17カ所で今季最低を記録、津軽を中心に断続的に雪が降った所もあった。青森市では同日朝、夜の間に積もった雪を片付ける市民の姿が見られた。 青森地方気象台によると、朝の最低気温が今季最低だったのは青森市酸ケ湯氷点下8.9度、十和田市休屋同5.1度、十和田同4.2度、三沢と平川市碇ケ関同4.1度、八戸同3.0度、青森と弘前同2.4度などで、全域で12月中旬~1月上旬並み。最高気温も平地で0.5~4.0度となり、平年を2.0~4.0度下回った。 7日午後5時時点の積雪は青森市酸ケ湯103センチ、青森大谷26センチ、平川市碇ケ関18センチ、弘前12センチ、青森11センチ、むつ10センチ、八戸3センチなど。6日午後11時に101センチを記録した酸ケ湯は今季、全国初の積雪1メートル超えとなった。 7日朝、自宅前で雪を片付けていた青森市桂木3丁目の畑山一見さん(75)は「12月なので降るのは当たり前。このぐらいが体を慣らすのにちょうどいい」と話した。 同気象台によると、県内は8日も雪や曇りとなり、ふぶく所や雷を伴う所がある見込み。同日の予想最高気温は八戸3度、青森と弘前、むつ、深浦2度。