メッツ藤浪晋太郎に指揮官が大きな期待「チームにとって重要なピースになるだろう」
MLBのニューヨーク・メッツの藤浪晋太郎投手が日本時間16日、スプリングトレーニング2日目のチーム練習に合流しました。 【画像】藤浪晋太郎投手とチームメートとなった千賀滉大投手 前日にメッツと1年契約を正式に締結。ストレッチやウォームアップ、クールダウンでは、2017年のWBC以来のチームメートとなった千賀滉大投手と会話をかわす場面もありました。また藤浪投手は、全体練習が終わった後に居残り練習。通訳を相手にキャッチボールを行いました。 今季から新たな指揮官となったカルロス・メンドーサ監督は、「彼を獲得できて興奮している。昨年、彼がボルチモア(オリオールズ)にいた時のピッチングを見たが、本当にいい投球だった。彼は本当にいい腕を持っている。彼にはパワーがあり、空振りを奪うポテンシャルがある。 まだ初日だが、このチームにとって重要なピースになるだろう」と期待を込めて語ります。 藤浪投手は昨季アスレチックスでメジャーのキャリアをスタート。先発として歩み始めましたが、序盤は苦しみリリーフに転向。シーズン途中にはオリオールズに移籍し、リリーバーとして徐々に結果を残していきました。 今後の起用については、「去年、彼をよく見ていました。彼にとって一番大事なことは、ただ自分らしくあることだ。私たちは彼に居心地良くさせなければいけない。繰り返しになるが、彼は役に立つ投手だ。誰もが100マイルを超える速球のことを知っている。しかし、彼にとって私たち全員に慣れることが重要であり、私たちにとっても同様に彼のことをもっと知ることが重要です」と会話を重要視しました。