VARなんか大嫌いだ! ファンがピッチに“魚のすり身”投げ込んで抗議……、ノルウェーリーグで珍事
試合は中止に
ノルウェーリーグで珍事が起きた。日曜日に行われたローゼンボリとリールストロムのゲームは、ファンがVARに対する嫌悪感を表明し騒ぎになったことで中止となった。 英『Daily Mail』によれば、ローゼンボリのウルトラスが抗議としてテニスボールをピッチに投げ込みはじめ、選手たちは一度退場を余儀なくされたという。その後再開し、会場にはもう一度試合が中断したら中止になるとのアナウンスがなされたが、ピッチには発煙筒や魚のすり身まで様々なものが投げ込まれ、結局中止となってしまった。 両チームのファンはVARへの抗議という点で団結しており、どちらも「VARなんて大嫌い、大嫌い、マジで大嫌い」というチャントを歌っていたという。 世界中のリーグで導入されおなじみとなったVARだが、判定の正確性を担保する一方、ゲームからスピード感や面白みが失われてしまうという意見をもつファンも多い。ノルウェーでも決して好評ではないことは、この一件でも明らかだろう。 英プレミアリーグでは今季から半自動オフサイド判定テクノロジーを導入するというが、VARに反対という声は根強いようだ。
構成/ザ・ワールド編集部