引退したボリス・ジョンソン、美しい妻と幼い子どもたちとイギリスの田舎で送る優雅な生活とは?
幼い子どもたちが3人
ジョンソン夫妻の新しい生活についてもっと知りたい場合は、キャリーのInstagramをチェックするのが一番だ。彼女はそこで、自分と3人の子どもたちの日常を定期的に公開している。自然の中での散歩(しばしばゴムの長靴を履いて)、農場の動物たちとのふれあい、暖炉の前でのひとときなどが見られる。12月9日には、長女ロミーの3歳の誕生日を祝って「美しい娘」を写真で紹介した。そこでは、ロミーがオムツ姿に裸足で草むらにいる姿や、春にジョンソン家が飼い始めたアヒルのヒナと一緒に歩いている様子が見られる。翌日、元保守党の広報部長であるキャリーは、ロミーの誕生日パーティの写真を一連で公開したが、その顔は引き続き隠されている。テーマは「アナと雪の女王」で、もちろんボリス・ジョンソンも参加している。彼はその日のために雇われた女優が演じる有名なキャラクターと一緒にポーズを取っていた。 他の投稿では、ボリスとキャリー・ジョンソンの長男ウィルフレッド(親しい人々からは「ウィルフリー」と呼ばれている)、4歳半の姿も見られる。10月の終わりには、彼がモロッコの砂漠で四輪バギーにリラックスして座っている様子や、父親の腕に抱かれながらラクダに乗っている姿が公開されている。ウィルフレッドは、父親譲りの無造作なプラチナブロンドヘアで、母親は彼について「最も大きな心を持ち、最高の笑い声と最も生意気な笑顔を持つ小さな男の子」と表現している。
地の果てへの旅
ロンドンの喧騒から何千キロも離れた場所で、ボリス・ジョンソンはその小さな家族を人目を避けて育てている。注目すべきは、彼が他にも5人の子どもがいることだ。最初の妻マリーナ・ウィーラーとの間に4人(現在はすべて成人している)、そしてアートコンサルタントのヘレン・マクインタイアとの不倫関係から14歳の娘がいる。 イギリスの田舎の真ん中で、ボリス・ジョンソンはどうやら新しい人生を歩んでいるようだ。少なくとも、もっと穏やかでシンプルな生活、自然に近い生活を送っている。動物好きな彼と妻は、子どもたちをよく農場やケント州のポート・リンプネ動物園に連れて行き、3時間以内の距離でサファリ体験を楽しんでいるという。 ジョンソン夫妻は、世界を旅することも忘れていない。彼らはモロッコやギリシャなど、さまざまな場所で目撃されており、その際、キャリーは美しい姿を披露している。サルデーニャやラ・ロジエールでのスキーも楽しんでおり、時にはふたりだけの愛のひとときを過ごしている。10月に訪れたイースター島でのサイクリングを楽しむふたりのセルフィーがその証拠だ。太平洋の海辺やココナッツの木の下でのんびり過ごす時もあれば、キャリーはカクテルを楽しんだり、友人たちとレストランで食事をしたりしている。 また、元首相のボリス・ジョンソンは、イギリスの政治的な動向を見逃すことがないようだ。最近公開された動画では、彼が田舎の自宅と思われる場所にいる姿が映し出されている。暖炉にはクリスマスの飾りが施され、彼は赤いベリーのタルトを片手に、英国政治における「いい人」と「悪い人」をリストアップした。さらに、レオナルド・ディカプリオをはじめとするメディアで注目されるセレブの名前も挙げた。このビデオはスケッチ風に構成され、ユーモアの中にどこか風変わりな雰囲気を漂わせている。「彼はサンタクロースなのか、それとも"悪い子を懲らしめるおじさん"なのか?」と、視聴者をクスリとさせる締めくくりだった。 text: Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr)
translation: Hanae Yamaguchi