相撲でも「SHO TIME」翔大夢が改名後初白星「声援をいただいて、そういうのがあると負けたくない気持ち」
◆大相撲 ▽夏場所5日目(16日、東京・両国国技館) 本名の伊藤から改名をして珍名で話題となっている西序二段26枚目・翔大夢(しょうたいむ、錣山)が初白星を挙げた。東同29枚目・浪速武蔵(武蔵川)を相手に左を差し、回り込もうとする相手を逃さず寄り切った。連敗スタートも3番相撲で初白星を挙げ、「やっと(初日が)出たという感じですね。(改名後初白星は)うれしいです」と安どの表情を浮かべた。 「ショータイム」は米大リーグ・ドジャースの大谷翔平の活躍に、翔平とかけて米メディアが「SHO TIME」と報じるなど、代名詞的な言葉。新しこ名は昨年12月に亡くなった先代師匠(元関脇・寺尾)からの提案といい、元横綱・白鵬の下の名の「翔」と元横綱・大鵬の「大」に夢を追うという意味が込められているという。 改名後は周囲の反響も大きく「結構、声をかけていただくこともあります。『何でその名前にしたの?』とも聞かれます。でもそれはそれとして、相撲の時は取組に集中しています」と翔大夢。ただ「おかげさまで声援をいただいて、そういうのがあると負けたくない気持ちですね」と力の源になっている。連敗を止め「流れを変えたいですね。まず勝ち越しを目指したい」と先を見据えていた。
報知新聞社