ドリブル成功数はカンセロに次いで《ラ・リーガSB部門2位》 ジローナで躍動するコウトこそカルバハルの後継者?
その攻撃性はトップレベル
ラ・リーガで大躍進するジローナでは、多くの選手の評価が急上昇している。その1人に挙げられるのが主にウイングバックに入る21歳のヤン・コウトだ。 コウトは2020年にコリチーバからマンチェスター・シティへ移籍しており、そこからジローナ、ブラガ、そしてもう一度ジローナとレンタル移籍を続けてきた。 その攻撃性が今季花開いており、ここまで1ゴール7アシストを記録。右サイドから積極的に仕掛けるコウトはジローナの攻撃に欠かせぬものとなっている。 一部ではレアル・マドリードが狙っているとの話題もあり、ダニエル・カルバハルがベテランと呼べる年齢に入ってきたことを考えれば、後継者としてコウトは面白い存在だ。 今季のラ・リーガにてコウトは25回のドリブルを成功させており、これはサイドバック部門ではバルセロナのジョアン・カンセロの36回に次ぐリーグ2位の数字だ。 まだレアルで主力を張るには守備の部分に気になる点はあるかもしれないが、その攻撃性はビッグクラブでプレイするにふさわしい。コウトにとっても、今季は特別なシーズンとなっている。
構成/ザ・ワールド編集部