【NFL】新加入のRBバークリーはオフェンスに「新たな要素をもたらすだろう」とイーグルスHCシリアニ
2024年、フィラデルフィア・イーグルスのバックフィールドには、これまでNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区のライバルチームに所属していた選手が加わる。
イーグルスがこれまでニューヨーク・ジャイアンツに所属し、プロボウルに2度選出された経歴を持つランニングバック(RB)セイクワン・バークリーを獲得したことは、今オフシーズンの主要なフリーエージェント(FA)契約の1つだ。現地24日(日)、イーグルスのヘッドコーチ(HC)ニック・シリアニは年次リーグミーティングの場で『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロに対し、バークリーの加入に興奮していると明かしている。
シリアニHCは「セイクワンと、彼にできることについて、本当にワクワクしている」とコメント。「彼がダイナミックなフットボール選手であることはご存知だろう。ランニングバックとしても、パスキャッチャーとしてできることもね。彼はうちのオフェンスとチームに新たな要素をもたらすだろう。映像で確認できたハイライトはもちろん、私が理解していることや、私たちが下調べしたことをすべて踏まえると、彼は良きリーダーであり、良きチームメイトでもある。そういう選手をロッカールームに加えられる。プレーメイキング能力だけではなく、人柄も本当に重要だ」
「これまでに何度、反対側のサイドラインにいる彼を見てきたことか。この前の年は2回、その前は3回、さらにその前の年は2回対戦したんじゃないかな。“もうあの選手と対戦しなくていいんだ、最高だ”という感じだし、彼がうちのチームにいるのはさらに理想的だ。彼のことは間近で見てきたし、彼のフットボール選手としての実力も知っているから楽しみだ」
イーグルスはバークリーと3年3,775万ドル(約57億0,844万円)の契約を締結。シリアニHCは27歳のバークリーが、2023年シーズンにトータルヤードで8位につけたイーグルス攻撃陣に別の次元を追加できると考えている。RBディアンドレ・スイフトがフリーエージェントとして退団したことを受けて、ペンシルベニア州立大学出身のバークリーは、学生時代を過ごしたペンシルベニア州に戻ってきた。