比謝川と天願川の取水、27日にも停止 ダム貯水率が回復傾向に 沖縄
沖縄県企業局は26日、ダムの貯水率が回復傾向にあることから、有機フッ素化合物(PFAS)の濃度が比較的高い比謝川と天願川について、準備が整い次第、27日にも取水を停止すると発表した。26日午前0時のダム貯水率は平年値より9・3ポイント低い65・3%。節水への協力呼びかけは継続する。 【1~2月との比較写真あり】沖縄本島のダム、3カ月ぶり60%台
嘉手納井戸群は、施設維持のため必要な最低水量として現在の約3分の1の1日5千トンを取水する。抑制対策が実施され比較的濃度が低い長田川からは取水を継続する。 渇水傾向を受けて1月13日以降フル回転をしている海水淡水化施設も、ダム貯水率が70%以上に回復した場合、現在の1日3万7千トンから平常時の月8日程度、1日5千トンの運転に戻す。
The Ryukyu Shimpo Co., Ltd