新春の装いをまとい…長崎検番の「初弾き」
テレビ長崎
長崎検番の仕事始めにあたる「初弾き」が行われ、芸妓衆があでやかな姿で新年の舞を披露しました。 黒紋付の裾引き姿の正装に日本髪に刺した稲穂のかんざしは、新年を祝う伝統の装いです。 「初弾き」は長崎検番の仕事始めにあたり、毎年1月4日に行われています。今年は 経済界や行政の関係者などを前に、12人の芸妓衆が「十二月」や「さわぎ」など新春にふさわしい3曲の舞を披露しました。 芸妓のひとり「いち果」さんは去年10月にデビューしたばかりです。 いち果さんは「緊張していた。まずは踊りがちゃんと踊れるか心配だった無事に終えられてよかった。これから長崎検番を残していくために一人前の芸妓として長崎 の文化を伝えていけるようになりたい」と話しています。 芸妓衆は多くのアマチュアカメラマンが待ち構える中、料亭などへ挨拶回りに出かけました。
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