「無罪放免になる」大谷翔平は違法賭博疑惑でも潰れない!? 米紙が見解「彼の可能性は…」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、通訳を務めていた水原一平氏の違法賭博に関する問題の渦中にいるが、無実であることを望んでいるのは、チーム関係者やファンだけではないようだ。多くの企業やスポンサー、個人投資家、そしてMLBやロサンゼルスも潔白を期待していると、米紙『ロサンゼルス・タイムズ』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 大谷は昨季、投手として10勝を飾り、打者としてはア・リーグ本塁打王に輝く44本のホームランを放った。史上初となる2度目の満場一致でア・リーグMVPも受賞し、その実力を見せつけている。二刀流という代名詞で名を馳せ、野球界の話題を独占するほどの大物となった。スポンサー収入だけで、昨年は6500万ドル(約98億3000万円)あったと言われている。大谷の側近による不祥事ではあるが、イメージ悪化を恐れてスポンサーが離れることも考えられる。しかし、同紙はタイトルに「大谷は潰せないほど偉大な選手なのか?」とつけ、「ニューバランスを含む大谷の最大のスポンサーは、大谷の元通訳が関与した賭博報道について、ほとんど沈黙を守っている」とし、その動きは見られないとの見解を示した。 また、南カリフォルニア大学のスポーツビジネスとマーケティングの専門家であるデビッド・M・カーター氏は「彼の世界的な知名度が高まっていく中で、ドジャースとMLBが果たす役割、特にスポーツビジネス、特に野球の継続的なグローバル化を考えると、引退後も含めた彼の長期的な可能性は計り知れない。この驚くべき潜在能力があるからこそ、野球で金を稼ぐ人たちは皆、彼が全面的に無罪放免になることを望んでいる」と語っている。
ベースボールチャンネル編集部