39歳アモリム監督のマンU行きが迫る…スポルティングに支払う違約金は約16億円
移籍専門ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が29日、自身のX(旧ツイッター/@FabrizioRomano)でマンチェスター・ユナイテッドの監督人事に関する最新情報を公開した。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 シーズン序盤から低迷が続くユナイテッドは28日、エリック・テン・ハフ前監督の解任を発表。アシスタントコーチのルート・ファン・ニステルローイ氏を暫定監督に据えることも併せて伝えた。 正式な後任としてスポルティングのルベン・アモリム監督が噂されていた中、ロマーノ氏は「マンチェスター・ユナイテッドは、ルベン・アモリムが新監督になるために1000万ユーロ(約16億5600万円)の契約解除条項を支払う予定だ」とポスト。取り引きがほぼ完了したことを示す定番のフレーズ「ヒア・ウィー・ゴー」を添えている。 現在39歳のアモリム監督は2019-20シーズン途中からスポルティングを指揮し、翌2020-21シーズンにチームを19年ぶりのリーグ優勝に導いた。さらにリーグカップも制し、フルシーズン初年度に2冠を達成。その後、2021-22シーズンにリーグカップ2連覇を果たし、昨季は3シーズンぶりのリーグ優勝を成し遂げた。 ドイツ『ワン・フットボール』によると、アモリム監督はユナイテッドのプロジェクトを受け入れており、リーグ開幕9連勝で首位に立つスポルティングを去ることになるようだ。 同メディアは「ユナイテッドには前向きになる理由がある。39歳の彼は、母国ポルトガルで眠れる巨人を目覚めさせた。プレミアリーグでもその魔法を再現してくれることをファンは切望している」とレポートしている。 続けて「彼の到来は、苦戦しているマンチェスター・ユナイテッドの攻撃陣にとって幸運なことかもしれない。選手たちの能力を引き出す術を心得ており、彼らが最高の状態を取り戻す手助けをしてくれるだろう」と期待を寄せた。