パリ五輪の新設会場が落成 バドミントン、新体操を実施
【パリ共同】今夏のパリ五輪・パラリンピックでパリ市内唯一の新設会場となる北部の「アディダス・アリーナ」の落成式が11日に行われた。AP通信が報じた。五輪ではバドミントンや新体操、パラはバドミントンとパワーリフティングを実施。8千席あり、整備費として約1億3800万ユーロ(約222億円)をかけた。 会場は環境に配慮してリサイクル材料や木材を使い屋上は緑化されて、持続可能な大会の象徴になる。同市の貧困地域の一つに建設され、地域活性化の期待も懸かる。 3月上旬にはバドミントンのテスト大会を兼ねてフランス・オープンが行われる予定。