史上最多 選抜高校野球に東海大系列3校 なるか?タテジマ対決
センバツでは1回戦から対戦も
3校ともタテジマ柄のユニホームで、胸には同じ「Tokai」の文字。多少色味が違うとはいえ、見た目はほぼ同じだ。昨秋の関東大会2回戦では門馬敬治監督(51)率いる相模と、相模前監督の村中秀人監督(62)率いる甲府が対戦、注目を集めた(甲府が2―1でサヨナラ勝ち)。これまで甲子園での東海大系列校の対決は、83年夏1回戦の東海大一(現東海大静岡翔洋)―東海大二(現東海大熊本星翔)の1回しかない。 3学年上の若林監督に対し、門馬監督は「私にはない経験を持ち、いろいろな角度から野球を見ている」と敬意を払い、若林監督も「門馬監督が背負うものは大きい。ぜひとも甲子園で相模と当たりたい」と話す。 新型コロナウイルスの影響で、今回は夏の全国選手権と同様にフリー抽選に変更され、同一地区の出場校同士が1回戦から対戦する可能性がある。タテジマのプライドがぶつかり合う好ゲームが実現するのか、注目したい。【岩壁峻、岸本悠】
東海大系列3校の甲子園戦績
東海大相模=23勝8敗(12)優勝2回、19勝9敗(11)優勝2回 東海大甲府=8勝5敗(6)、20勝13敗(13) 東海大菅生=0勝3敗(4)、4勝3敗(3) ※左から校名、春、夏の順。成績は前回出場まで。カッコ内は今回を含む出場回数
注目の組み合わせ抽選会を中継
組み合わせ抽選会の模様は23日午後3時から公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021)でライブ中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。大会期間中は全31試合を中継します。