今度は「リベイカー」! パンも揚げ物も出来立てみたいに熱々のおいしさになるバルミューダの注目の一台
ソーセージパンも全粒粉の丸パンも銀座木村家の“あんバター”も格別の味わいに
それでは実際に使ってみることにしましょう。向かって左側にある黒いボタンを押してモードを選び、右側のダイヤルで時間を設定するだけと、使い方もとても簡単です。ちなみにモードは トーストモード、チーズトーストモード、リベイクモード、フライドモード、オーブンモードの5つ。バルミューダ・ザ・トースターのようにスチーム機能がない分、天面のフタを開けて水を入れる手間がないのでより手軽に使えますね。
まずはソーセージパンで実験です。リベイクモードを選んで、右のダイヤルをぐるりと回して3分に設定。すぐにカチカチと音がして焼き始める様子はこれまでのトースターシリーズ同様です。実は、リベイカーの発表会に参加するまでコンビニやスーパーで市販されているソーセージパンを焼き直すということをしたことがなかったので、「え?焼いて食べるの?」とちょっと懐疑的だったのです。でもね、3分経って取り出してみると、表面が焦げたりしていないのに、なんだかふっくらしてマヨネーズソース部分もツヤツヤに光っています。待ちきれずにその場で一口食べてみると、パンは表面だけがうすくサックリ感があって、その後でふわっとしたパン生地のおいしさが広がり、熱々のソースと茹でたてみたいに中まで温かいソーセージのジューシーな味わいにもうびっくり! 買ってきたものをそのまま食べるのとは段違いではないですか。
私は自宅近くのパン屋さんで買ってくる全粒粉の丸パンが好きなのですが、こちらもリベイクすると上部が焦げてしまうことなく、ふんわりとしていて中まで温かく、まるでお店のオーブンから焼きたてを取り出したばかりのように香り立つ味わいになるんですよね。
切れ目を入れて、レタスやトマト、ハムなどを挟めば、それはそれは素敵なサンドイッチの出来上がりです。
そしてね、もう1つびっくりしたのが、銀座木村家で一番人気と言われている〝あんバター”のリベイクが絶品だったこと。バターが溶け出してしまわないように、2分半に設定したらこれが大正解! ソフトフランスパンの表面がサックリして食べやすく、中はふんわりして、ほんのり温まった餡とホイップバターがパン生地に馴染んで本当に感動してしまいました。