ガザ攻撃停止命令、26日判断 国際司法裁判所
【エルサレム共同】オランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)は24日、南アフリカがイスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃の停止を求めた訴訟で、停止を命じる暫定措置(仮処分)を出すかどうかの判断を26日に示すと発表した。 停止を命じても、ICJには攻撃をやめさせる執行手段はないが、「世界法廷」とも称されるICJの権威は高く、イスラエルを支援する米国などの動向に影響を与える可能性がある。 南アはガザへの大規模攻撃はジェノサイド(民族大量虐殺)条約違反だと主張。イスラエルは棄却を求めている。 審理は26日以降も続き、最終的な判決を出すまでには数年間かかる見通し。