宮城仙北ボーイズ、東北中央支部、初代王者に 春の大会に続く“連覇”
◆関東大会 東北中央支部予選 ▽決勝 宮城仙北9―4仙台泉(5月19日、一関市・東山球場) 関東大会の東北中央支部予選、会津大会・東北南支部予選の決勝が19日、それぞれ行われた。中央支部は宮城仙北ボーイズが、南支部は山形東部ボーイズが優勝。支部単独で初めて行われた大会で、両チームが初代王者となった。 ※ ※ ※ 合同開催となった3月の福島メセナカップ大会に続き、宮城仙北が優勝した。 初回無死満塁で4番・千葉の適時打で先制すると6番・山下も中前タイムリー、7番の高橋主将が左越えに3点二塁打で大量5点を挙げ、優位に試合を進めた。 田中伸次監督(67)は「山下が試合ごとに成長している。(内野の)守備でのファインプレーもあったし、“小さな巨人”ですよ」と絶賛。この日は4打数3安打と活躍した身長163センチの山下は4月の関東ボーイズリーグ大会の筑西田宮戦でサヨナラ本塁打するなど急成長だ。 攻撃のキーマン1番・捕手の鈴木大の状態も良く、決勝は5投手の継投をみせた。指揮官は「今まで出場経験のない投手を起用することができた。収穫もありました」とニヤリ。6月8日開幕の選手権大会予選に向けて手応えを感じていた。 【宮城仙北・登録メンバー】※は主将 ▽3年生 ※高橋一球、山田悠月、菅原駿、鈴木大登、宮野大河、山下怜歩、星遥希、西田悠隼、千葉晴翔、安田篤人、吉野諒、遊佐心翔、早川空臣、神野煌世、久保田悠正、山崎旬也、鈴木蒼翔、佐々木翼、阿部凌久士、平大地、門脇尚希、三浦貫、佐藤健、佐藤芹成、阿部琉生
報知新聞社