童謡など社会人が演奏 三重・松阪シンフォニック 一日一日積み重ね来年50周年
三重県松阪市を中心に活動する社会人吹奏楽団の松阪シンフォニックバンド(西村文統団長・61人)が16日午後1時から、嬉野権現前町の嬉野ふるさと会館で第42回定期演奏会(夕刊三重新聞社など後援)を開催した。約500人が梅雨の気配を感じる中、爽やかな演奏を楽しんだ。 同バンドは1975(昭和50)年に松阪地区の高校で吹奏楽をしていた人が集まり結成。吹奏楽の普及と愛好家の拡大を目指して、毎年この時期に定期演奏会を開き、イベントなどで演奏を披露している。 この日は2部構成で、第1部は童謡の「おぼろ月夜」や「赤とんぼ」、季節感のある「青葉のころに」などを演奏。第2部では「ジャンボリミッキー!」「サウンド・オブ・ミュージックメドレー」「瞳をとじて」「情熱大陸」など幅広い世代に向けた6曲で、ダンスも交えて盛り上げた。 西村団長(71)=桜町=は「一日一日の積み重ねで来年は50年を迎えます。これも演奏を聴いていただいている皆さんのおかげです」と話した。