2024年秋に読みたい「動物」マンガ18選 犬猫から“謎の生物”まで、疲れた心を満たしてくれる「いきもの」が集合!
◆『今日のさんぽんた』田岡りき/小学館
柴犬のポン太の散歩付き添い要員であるりえ子は、能天気でちょっと抜けている少女。散歩中に繰り広げられるりえ子のボケやグチに、ポン太が心の中でツッコむという散歩コメディ。 「動物となると、個人的に好きな動物がやっぱりおすすめ。それは犬。ということで『今日のさんぽんた』を。今、ペット禁止のマンションで暮らしているため、日々犬欠乏症に悩まされています。疲れがピークになれば、もふりたいという思いが強くなる(笑)。その思いをこのマンガを読むことで癒されています。散歩を実体験しているかのように。ほんと犬かわいい」(近西さん) 推薦者 三省堂書店海老名店コミック担当 近西良昌(ちかにし・よしまさ)さん 18歳で書店員になり、三省堂書店海老名店に勤務。学参担当を経て、2001年から20年以上コミックを担当。マンガ大賞に第2回より選考委員として参加。
◆『大丈夫倶楽部』井上まい/トゥーヴァージンズ
日々“大丈夫になる活動”に励む花田もねは、生きることに不器用な会社員。ある晩、芦川という謎の生物と出合い、「大丈夫倶楽部」を結成することに。少し不思議なハートフルストーリー。 「動物というか謎の生物ですが、大丈夫じゃない時に大丈夫になるためのたくさんが詰まっていて、読んでいるといつの間にか大丈夫になる自分がいます」(犬山さん) 推薦者 イラストエッセイスト 犬山紙子(いぬやま・かみこ)さん 多くの雑誌で執筆のほか、メディアでも活躍中。ゲームやマンガなど、2次元コンテンツ好き。著書に『アドバイスかと思ったら呪いだった。』(ポプラ文庫)『私、子ども欲しいかもしれない。』(平凡社)など。
◆『動物のお医者さん』佐々木倫子/小学館
ハムテル(西根公輝)と親友の二階堂は漆原教授に導かれ、H大学獣医学部に入学して獣医を志す。ユニークで豪快な漆原教授に振りまわされながらも、北海道の恵まれた自然環境の中で、さまざまな経験を積み、獣医としての知識を吸収していく。 「動物たちもかわいいのですが、出てくる人たちのキャラクターにとにかく癒されます。シュールだけど癖になる、まさに佐々木倫子ワールドです」(江上さん) 推薦者 お笑い芸人 江上敬子(えのうえ・けいこ)さん[ニッチェ] 2005年、近藤くみことともにお笑いコンビ・ニッチェを結成。「王様のブランチ」(TBS)「ノンストップ! NONSTOP!」(フジテレビ)などにレギュラー出演中。島根県のふるさと親善大使「遣島使」。
大嶋律子(Giraffe)