タクトシュトック、カノアのフォノアンプ「ASTERION V2」を発売 「PH1.10」を全面的に改良
タクトシュトックは、スロバキアのオーディオ・ブランド「カノア・オーディオ」のフォノアンプ「ASTERION V2」を8月1日(木)に発売します。2023年1月に日本で発売され、この価格帯のフォノアンプとしては異例のヒットとなった「PH1.10」の上位モデルであり、要望が多く寄せられたというXLR入力も備えています。価格は1,760,000円(税込)。 「ASTERION V2」は「PH1.10」と設計思想を共有しながらも、全方位的にアップグレードした上位モデル。回路を見直し、天板はアルミ製に、そして「PH1.10」にはなかったXLR入力を装備しました。真空管は9本使用しており、1本の6CA4EHはアノード電圧の整流に、8本の6922EH双三極管は低インピーダンスなバランス出力段を形成するためにチャンネルあたり4本使われています。 「PH1.10」は透明感、倍音の豊かさ、広大なサウンドステージ、そして静寂性により大ヒットしましたが、「ASTERION V2」では、それらをさらに発展させた音を聴くことができます。