【ヤクルト】高津臣吾監督 10戦目で初白星の助っ人の練習姿勢を称賛「絶対に手を抜かない。神様が見ているんじゃないですか」
◆日本生命セ・パ交流戦 ヤクルト6―3日本ハム(8日・神宮) ヤクルトは投打がかみ合い、逆転勝ち。10度目の先発となったサイスニード投手が6回5安打1失点の好投で今季初勝利を挙げた。 打線はドミンゴ・サンタナ外野手が0―1の4回に7号3ランを放ち逆転に成功。さらに7回には松本直樹捕手が2年ぶりの一発となる1号3ランで追加点を奪った。 高津臣吾監督は「特別(状態が)悪いわけじゃなかったけど、これまでなかなか勝ち運に恵まれなくて、一つ勝ち星をつけてあげたいなとずっと思っていて、今日、(試合前の)ミーティングでも言わせてもらったんですけど。その通りになって良かったです」と助っ人右腕の初勝利を喜んだ。 登板前まで9戦中4試合でクオリティースタート(6回以上自責3以下)と先発の役割を果たしていたが、勝てない日々が続いた。苦境の中でも腐らずに妥協せずに練習に励んだ姿勢について指揮官は「うちの外国人はみんなそうなんですけど、一生懸命やるので。何かにあたったりとか、それで練習に手を抜いたりとか、絶対にしないので、神様が見ているんじゃないですか」と称賛した。 打線は四球を絡めた2本塁打で6得点。「なかなかチャンスがあったわけでもない。たくさんヒットをうったわけでもないですけど、四球でつないで、ホームランで仕留めるというね。大きな2つのイニングでしたね」と賛辞を贈っていた。
報知新聞社