レッドソックスと契約合意で「悪い結果になる可能性がある」ド軍WS胴上げ右腕が“不安要素”を指摘される理由
レッドソックスがドジャースのウォーカー・ビューラーと、1年2105万ドル(約33億円)で契約合意したことを12月23日(日本時間24日)、複数の米メディアが伝えた。 【動画】何をやってる!?ビューラーが優勝パレードで歓喜のテンション 『MLB公式サイト』は、ビューラーについて「ポストシーズンでは防御率3.60を記録し、ワールドシリーズ第3戦での素晴らしい投球(5回無失点、5奪三振)を含め、4試合(15イニング)で13奪三振を記録した」と伝え、ワールドシリーズで胴上げ投手となった右腕を評価した。 レギュラーシーズンでは16試合に先発して1勝6敗、防御率5.38だったものの、10月に見せた活躍により、レッドソックスに「堅実な先発投手」がいるという印象を与えたと紹介した。 レッドソックス専門メディア『BoSox Injection』も「ビューラーはその才能とプレーオフの経験を、それを切実に必要としているチームにもたらす」と、レッドソックスにとって大きな戦力になると記した。 しかし「1年契約で高額な契約を結ぶことは、ボストンにとってすぐに悪い結果になる可能性がある。ビューラーの2024年の成績が振るわなかったことは、ポストシーズンでどれだけ好投したとしても、2105万ドルの契約を正当化するものではない」と、今年のレギュラーシーズンでは結果を残せなかった点を“不安要素”として挙げた。 2019年に14勝、2021年には自己最多となる16勝をマークしたビューラーは、シーズン開幕から新天地で快投を見せられるか注目だ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]