吉田陽菜が自己ベストでSP首位、公式サイト「観客を魅了した」 流ちょうな英語で対応
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦フィンランド大会(15日=日本時間16日、ヘルシンキ)、女子ショートプログラム(SP)は吉田陽菜(はな=19、木下アカデミー)が自己ベストの67・87点でトップに立ち、2季連続のGPファイナル(12月、フランス)進出に近づいた。 同じ名古屋出身のプロスケーター浅田真央を「尊敬している」という吉田は流ちょうな英語で「ジャンプはもっとうまくできたと思うけど、かなり満足していますし、明日が楽しみ」と語った。16日のフリーでは初の最終滑走となることに「明日も緊張するだろうけど、自分のことに集中する。落ち着いて滑って楽しみたい」と語った。 国際オリンピック連盟(IOC)の公式サイトは吉田について「完璧ではなかったものの、自己ベストを樹立し、首位に立って観客を魅了した。トリプルルッツとトリプルトーループのコンビネーションで4分の1回転不足を補った力強い芸術性と振り付けのおかげで今季2度目の表彰台に迫っている」と伝えた。 松生理乃(中京大)は4位、三原舞依(シスメックス)は6位。男子SPは鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が103・97点で首位に立ち、友野一希(第一住建グループ)が2位、山本草太(中京大)は4位だった。
東スポWEB