丸山礼が憧れの場所へ「やっと光が射した!」
映画デビュー、そして監督との出会い
バラエティやYouTube、最近ではドラマでも活躍する丸山さんだが、本作でまた新たな挑戦をすることとなった。 「映画デビューはとにかく嬉しかったです。柳楽さんや黒島さん、中川(大志)さんに(立川)志らく師匠、こんなに豪華なキャストの皆さんとご一緒できるなんて夢のよう! もちろん『私で大丈夫かな』という不安もありましたが、やはり私の目指している場所だったので嬉しかったですし、楽しみな気持ちが大きかったです。『やっと光が射したぞ! ついに私の時代が来た!(ドヤ顔)』と喜んじゃいました(笑)」 そして本作のメガホンをとった、鬼才・堤幸彦監督の最新作であることも話題を集めている。「大巨匠の堤監督の作品のなかに自分がいるというのは天にも昇る気持ち」だと話す丸山さんは、堤監督とのやりとりを振り返って。 「『将来、もたいまさこさんみたいになるよ』と何度も言っていただいたんです。だから、メガネをかけ始めようかなと…。(見た目じゃない!とスタッフからツッコミ)アハハ! 自分には何が向いていて、何が向いていないのか、分からなくなることがあるんですが、映画界で歴史を作ってきた方にそう言われると、道標を示してくださったように感じました。これから、もたいさんを意識しちゃいますね(笑)」
事件の真相をめぐるサスペンスでありながらも、アラタと真珠の関係性も見どころのひとつ。現在も恋愛リアリティーショーのMCを務める丸山さんは、いろんな恋愛を見てきたはず! そこで夏目“夫婦”について聞いてみると…。 「目的があって真珠に近づくアラタですが、ロマンチックなシーンもあって、“結婚”の意味を考えるきっかけにもなるのかも。誰かを想う気持ちだったり、待ち続けることに愛を感じました。海辺でのシーンが特に好きなんですが、『ロミオとジュリエット』を見ているんじゃないかと思うくらいトキメキました♡ もしこのふたりのVTRを私がMCとしてスタジオで見ていたら…『誰かバイクの後ろに乗せてくれ~!』って騒ぎ立てていたかも(笑)」 丸山さんは最後に「描写がリアルだったり、シリアスで不気味な映画だけれど、不思議と登場人物が愛おしくなるし愛を感じる新感覚の映画」とコメント。今年の夏を締めくくるにふさわしい、ヒヤッとドキッとする最新作はぜひ劇場で!