６回、選手交代を告げた新庄剛志監督　（カメラ・馬場　秀則）

◆パ・リーグ　オリックス５―１日本ハム（１３日・京セラドーム） 　日本ハムは連勝を逃し、勝率を５割に戻した。オリックスの先発・宮城大弥の前に８回まで打線が無得点。９回に２番手の吉田輝星を攻略して完封こそ阻止したが、反撃は１点で終わった。 　試合後の新庄剛志監督の主な一問一答は以下のとおり。 ―（自ら） 「カード頭は取れるけど、取れんね～２試合目。で、昨日は２安打で１点。今日は９安打で１点。面白いですね、野球って。今日はね、昨日（オリックス）頓宮くんが上がりでファームの試合に出てたところに何か気持ち悪さがあって。やられるんじゃないかな、っていう。ファームの方でゆとりを持って打席に入れるから、（その状態で）しっかり打たれましたね。僕はそういうの、したいんすよね。北海道と（２軍の千葉）鎌ケ谷じゃ（距離的に）ちょっと難しいところがあるんで。上がりを作って、１試合（ファームで）出させて戻らせるっていう。野村くんも昨日は（２軍戦で）きっちりヒット打ってましたからね」 ―先発の加藤貴は役割を 「ね、果たしてますよ。ちょっと捉えられ始めたんで、早めにちょっと代えようと思って。北浦くんも今までいいピッチングをして、誰しもがずっと抑えていけるわけじゃないんで。で、頓宮くんが来たと。切り替えてね、今までで自信はついてきているんで、次またいい場面で抑えてくれたら成長になる、というところですね」 ―最後は吉田輝星と対決。対戦相手として見て 「投げ方がシンプルになってますよね。で、コントロールもよくなって、あとは球の真っすぐのキレさえよかったら、さらにレベルアップするじゃないですかね」 ―宮城になかなか勝てない 「いや、そりゃいいピッチャーですもん。テンポいいっすね。バッターのタイミングを外す投球、フォームもしてくるし。インコースの使い方がものすごくうまいなっていつも思うんですよ」 ―５番で先発した水谷は左投手対策で 「そうですね。（ソフトバンク）大関くんからも打っていたし。これからですよ。パリーグも混戦というか、面白いんじゃないですか」